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お迎えする準備

猫ちゃんの平均寿命は15歳。お迎えの不安は周囲との連携作りで解消しよう

猫ちゃんの平均寿命をご存知ですか?はじめて飼うペットなら飼育に必要な物や、それに伴う費用を調べるのは勿論ですが、ふと気になる事と言えば寿命ではないでしょうか。

想像よりも長生きなら今の環境でずっと一緒に暮らしていけるのか、逆に寿命が短いのなら失う悲しみを考えて迎えるのを諦めようか、など…これから先の人生のプランにも大きくかかわるからです。

散歩の必要がなく室内で飼えることや、何と言っても愛らしい姿が人気の猫ちゃんですが、気になる平均寿命は15歳と言われています。

「今の自分の年齢から飼い出しても大丈夫かな」
「今からお迎えすることに不安がある」

15年という歳月を長いと感じるか、短いと感じるかは様々です。飼い出したらあっという間に過ぎてしまいますし、ずっと元気でいてほしいと願うほどに短く感じてしまうでしょう。

本記事では、猫ちゃんのお迎えに対して今の年齢から飼い出しても大丈夫なのか」という不安の具体的な対策や、お迎えするメリットなどを紹介します。

ほんの少し背中を押すきっかけになればと思いますので、ぜひご覧ください。

猫の平均寿命は15歳

ペットをお迎えする絶対条件は、最後まで面倒をみることです。

中には20歳を超える猫ちゃんも増えているように感じます。実際に医療も発展し、猫ちゃんの寿命は昔に比べ長くなっていると報告があります。

しかし、屋外で生活する猫ちゃんは交通事故や病気もあり、寿命をまっとうすることは出来ません。野良の猫ちゃんの平均寿命は3~5歳といわれています。

安全や健康のことを考えると、室内で飼うことが大前提と言えるでしょう。では室内飼いのデメリットはないのでしょうか、注意点を見てみましょう。

 

室内飼いの注意点

わんちゃんは、従順で私たちの生活に溶け込むように品種改良を重ねられましたが、猫ちゃんは非従順な野生のままです。

夏目
夏目
与えるフードが多すぎると肥満になり、遊びを通して運動習慣を作らないとストレスが溜まります。

屋外では小動物を追いかけて狩りができる=ただし危険も大きい

室内では刺激が少ないので運動不足=しかし安全

多頭飼いの場合は猫ちゃんによって摂取量にばらつきがありますが、1匹飼育の場合は飼い主さんが与えた量=摂取量となります。

年齢に合ったフードを与えて運動をし、適正体重を守らなければ安全な室内飼いでも平均寿命をまっとうするは出来ないでしょう。

 

計画を立てて気がかりをつぶしておく

これから10年以上一緒に生活するにあたり、気がかりなことは何でしょうか

  • 高額になりそうな動物病院費用
  • 自分が先に亡くなるかもしれない
  • 自分が病気などで入院するかもしれない

あげるとキリがありませんが、自分が面倒を見ることが出来ないかもしれない、ということが一番の気がかりではないでしょうか。

自分が健康であることは重要ですが、人生何が起こるか誰にもわかりません。もしもの時のために必要なことは、助けてもらえる人との連携を作ることです。

夏目
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不測の事態に備え、家族や友人との連携は必須です。
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家族や友人との連携に必要な物

コミュニケーションだけでは不十分

自分にもしもがあったときは「うちの猫ちゃんをお願いね」と伝えておくことも準備としては必要ですが、話すだけでは不十分です。必要なものは私たちが用意しておかなければなりません。

今すぐできる

プロフィールを作成しましょう。

伝えたい内容例

  • かかりつけの動物病院
  • 名前や年齢など基本情報
  • 既往歴
  • 好き嫌いやアレルギー
  • 生活する上での問題点
  • 好きなおもちゃ
  • お気に入りのトイレの砂
  • 気を付けてあげてほしいこと
夏目
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プロフィールを作る最大の目的は、環境の変化に伴う猫ちゃんのストレスを軽減することです。

 

ストレスを軽減するための情報共有

猫ちゃんはデリケートな生き物です。

人間でも計画的な引っ越しではない限り、住む場所が急に変われば強いストレスを感じます。慣れるとへそ天で寝てしまう猫ちゃんですが、ストレスにとても弱い生き物です。

ただでさえ大好きな飼い主さんから離れて生活をしなければならなくなると、大きなストレスを感じるようになります。少しでも軽減できるように準備をしておきましょう。

かかりつけの動物病院では現在の健康状態や年齢などはわかります。しかし、好きな物や生活する上で気を付けてあげてほしいことは、一緒に暮らしていた飼い主さんにしかわかりません。

拠点が変わることはしょうがないとしても、出来るだけいつもと同じ環境を作ってあげることが大切です。

 

シニア期にさしかかるのは、なんと7歳

見た目ではわからない、ぴちぴちの7歳

7歳でシニア期にさしかかると聞いて、驚かれたのではないでしょうか。とても早く感じてしまいますが、平均寿命の半分を過ぎて少し経つとシニア期に入ってしまうのです。

ここで注意したいのが、毛艶などの見た目からは年齢がわからないということです。子猫の成長が早いのはご存知でしょうが、成猫になってからの進み具合は一緒に暮らしていると余計にわからないものです。

健康に暮らすために「年齢に合ったフードを与えること」はとても重要です。正確な年齢をプロフィールに残しておけば、家族や友人が引き取ることになっても大切な情報をスムーズに伝えることが出来るでしょう。

年齢や水分摂取量が減る時期など、猫ちゃんは通年泌尿器のトラブルが避けられません。そんな時は様子を見つつウェットフードを与えることも効果的です。

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飼育方法で注意したい点

先ほども少しふれましたが、猫ちゃんは室内で飼育していても本能は野生です。狩猟本能を満たしてあげなければ、運動不足やストレスを抱えることになります。

室内で飼えるから楽ちん、お散歩しなくて良いから手軽、ではありません。猫ちゃんはマイペースで自分で一人遊びするから大丈夫だろうと思うのは間違いです。

年齢とともに飛びつくような狩りは少なくなりますが、いくつになっても本能は野生です。毎日のルーティンに猫ちゃんとの遊びの時間を設けるようにしましょう。

仲良くなることや本気で遊ぶことの大切さはこちらで紹介していますので、ご覧ください。

 

猫ちゃんと暮らすことで得られるもの

飼育する上で費用がかかったり、不測の事態の備えを考えたり、ストレスを抱えないように毎日一緒に遊んだりと考えることが沢山あります。

「少し大変そうだな‥」と不安に感じはじめている方へ朗報があります。猫ちゃんと暮らすことは大きなメリットがたくさんあるのです。

メリットやデメリットで生き物をお迎えするものではありませんが、物心ついたころから猫ちゃんと暮らすことが夢だった私が、実際に暮らして得たものは沢山あります。それは何でしょうか、詳しく見ていきましょう。

 

生活のメリハリを感じる

規則正しい生活が健康をつくる

例えば平日は同じ時間に起きて仕事に行き、夜も似たような時間に寝る人でも、週末は夜更かしをして朝寝坊をする、そんな生活をしている方も多いのではないでしょうか。

猫ちゃんはルーティンを大切にしているので、朝同じ時間にフードをねだります。平日仕事に行く前におもちゃで遊んでいる場合は、週末にも同じタイミングで遊びたいとねだるでしょう。

お昼まで寝てしまっては猫ちゃんにお腹が空いた、遊びたいと嚙まれてしまうかもしれません。毎日同じルーティンをこなすことは私たちにも猫ちゃんにも大きなメリットになります。

 

癒し効果が半端ない

魅惑のゴロゴロ音

帰宅すると、しっぽをピンと立てて全速力で迎えに来てくれる猫ちゃん‥想像しただけでも嬉しくなります。お出迎えは性格にもよりますが、帰宅を心待ちにしている猫ちゃんはきっと多いでしょう。

ふかふかと柔らかくあたたかな体を抱っこすると、ゴロゴロと喉を鳴らして全身で好きだよと伝えてくれる猫ちゃんは、癒しの効果が抜群です。

猫ちゃんのゴロゴロ音は癒しの代名詞と言っても過言ではありません。驚くことに人間のケガや病気の痛みを緩和する働きもあると言われています。

時には猫ちゃん自身が痛みを耐える時に出す音だとも言われているので、全てがリラックス効果だとまとめることは出来ませんが、幸せそうな顔も相まって嬉しくなる瞬間でしょう。

 

一緒に暮らすと自分も健康になる

癒し効果で飼い主さんも健康に

アニマルセラピーという言葉を聞いたことがあるでしょうか。可愛いから、落ち着くからという感情だけではなく、動物と触れ合うことが治療に繋がるということが明らかになっているのです。

また、動物病院代は高いと聞いたことはあるでしょうか。健康ならまだしも、病気を患って入院や手術となると急に数万円ほど必要になることもあります。

自分の通院代もかかっているのに家計に負担が増えるのは怖いと感じる方もいるでしょうが、動物と暮らすことが自分の健康につながる可能性もあります。

ストレス社会で、家に帰ると愛猫が待っている環境はそれだけでストレス解消にも繋がるのではないでしょうか。

急な出費が続くと生活の負担がぐっと上がります。大切な猫ちゃんの医療費で頭を抱えるのは避けたい、そんな方はペット保険を検討してみてください。

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お迎えの準備や小さなポイント

自分が健康でいることも大切ですが、15年という決して短くない年月を、健康に楽しく幸せに暮らしてもらうために準備は必要です。

今後使いやすいアイテムや猫ちゃんのお気に入りの物を探していく楽しみはありますが、抑えておきたいポイントをいくつか紹介します。

  • 歯みがきに慣れさせておく
  • トイレは洗いやすさも考慮する
  • 毎日猫ちゃんとの時間を確保する
  • 誤食を防ぐためにも整理整頓

毎日の何気ないルーティンが健康を作り、効率よくお世話をすることで手間も減ります。詳しく見ていきましょう。

 

ケアや手入れは手間に感じない工夫が大切

「飼い主さんの負担」もケアできるような工夫を

健康に暮らしてもらう為には子猫の頃からケアが必要です。成猫になってからでは難しい歯みがきなどに慣れさせておきましょう。歯のケアは猫ちゃんにとって、とても重要です。

猫ちゃんはとてもきれい好きです。1か月に1回はトイレを丸洗いするのが望ましいので、手間に感じないように洗いやすさはとても重要です。

私は今のトイレにたどり着くまでに2つ購入しているので、愛猫ひめちゃん1匹に対してトイレが4つもあります。(2つは綺麗に洗って片付けてありますが)

夏目
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使い心地も大切ですが、効率よく手入れをするために飼い主にもベストな物を選ぶようにしましょう。

 

短時間でも、毎日猫ちゃんと向き合う時間をつくる

遊んでくれる人が猫ちゃんは大好きです。

室内飼いではどうしても運動不足になってしまうので、狩りを模して遊びの時間を作ったり、スキンシップを取ることはとても重要です。

肥満は病気を誘発し、健康寿命を縮めます。またスキンシップを取ることで、ケガや異変にすぐ気付いたりと良いことづくめです。

フードと水を与えていれば勝手に育つわけではないので、健康を見つめつつ一緒に暮らせる幸せを感じましょう。

また、誤食しないように整理整頓を心がけることも重要です。小さなものでも飲み込んでしまうと、開腹手術の可能性もあります。

必要以上に物を置かず、こまめに掃除をして清潔に保つことは猫ちゃんにも私たちにも大きなメリットになるでしょう。

 

不安を攻略して猫ちゃんと暮らそう

考えている間にも時が過ぎていきます。

  • ペット飼育可な環境
  • もしもの時に引き取ってくれる存在
  • 猫ちゃんが大好き

これだけ揃っていれば、今すぐにでも猫ちゃんとの暮らしをスタートしてみてはいかがでしょうか。

夏目
夏目
私は長らくペットが飼えない環境で生活していたので、猫ちゃんと暮らすために家を購入しました。毎日刺激的で想像していたよりも幸せです。

本記事最大の課題、自分が面倒を見られなくなった場合の引き取り手についても、しっかりとした準備と用意があれば問題ありません。

一番大切なのは最後まで面倒を見る事ですが、生きていれば何が起こるかわからないのも現実です。不安や課題を攻略して一歩踏み出してみませんか?

 

まとめ

「最後まで面倒を見る責任」は必要だけれど、たった一度の人生を猫ちゃんと暮してみるのはいかがでしょうか。

生き物を育てるのは大変です。資金は必要ですし、旅行などで度々家を空けることも叶わなくなるかもしれません。

しかしいつか一緒に暮らしたいと思っているのならば、後悔しないように一歩進んでみるのも良いかと思います。

今この瞬間にどうしようかと悩んでいるあなたに、良い出会いがありますように。

夏目
夏目
ここまでお読みくださって、ありがとうございました。

 

 

ABOUT ME
夏目
猫を抱っこしながらコーヒー片手に本を読む。 長年の夢が叶いました。

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