ドライフードとウェットフード、どちらが良いんだろう?
- 愛猫の健康がもちろん一番大切!
- とは言え、高すぎるフードは続かない・・
- 食欲旺盛ですぐにおねだりしてくる愛猫!
- しかし、健康の為に与える量は守らないと・・
ここで提案したいのがコスパの良いドライフードと満足感を与えるウェットフードをミックスして与え、飼い主さんのお財布にも優しい!良いとこ取りの方法
ミックスフィーディングをはじめてみませんか?
この記事を読めばわかること
今日からはじめるべきメリット
ミックスフィーディングのやり方
夏目家の失敗と気付き
コスパの良さを一か月比較(4㎏成猫ちゃん)
暑くなる季節はフードからの水分補給がとても大切です。
さっそく見ていきましょう!
ミックスフィーディングを今日からはじめるメリット
ドライフードのみを与えていて、猫ちゃんが便秘気味になったことはありませんか?他にも原因はあるかもしれませんが、水分不足の時になりやすいですよね。ウェットフードをしばらく与えると治ることがあります。
しかし毎日ウェットフードだけを与えるのはコストがかかりますし、基本はドライフード、プラスでウェットフードというのが理想ですよね。
ミックスフィーディングは一日にどちらも摂取することでコストを抑えつつ、猫ちゃんの水分補給を助けることができるんです。
ところで、ミックスフィーディングって、名前にミックスがついてるからドライフードとウェットフードをまぜて与えることだと思っていませんか?
私は名前を聞いた時に勘違いをしていまして、混ぜることで水分を吸った柔らかいドライフードを食べる事なんだ~と思っていました。
実際に与える時は分けて与えます。
お出かけ前に:ドライフード
帰宅後に:ウェットフード
一日にそれぞれを与える=ミックスということだったんですね。
ではドライとウェットの特徴をおさらいしてみましょう
ドライフードのメリット・デメリット
猫ちゃんは狩りをした獲物をゆっくり複数回にわけて食べる習性がありました。(通称だらだら食べです)ドライフードをお皿に入れておいて、猫ちゃんが好きな時に少量ずつカリカリと食べるのはとても都合が良いんですね。
傷みにくいので置き餌ができる
低コスト
歯石がつきにくい(諸説あります)
フードから水分補給はできない
ドライフードは水分量が10%、もしくはそれ以下のフードのことを言います
ドライフードはコストも抑えやすく、扱いやすいことから定期購入されている方も多いのではないでしょうか?ドライフードと新鮮なお水を与えるだけで健康が維持できるので、とても重宝します。
しかし水分補給が苦手な猫ちゃんに効率よく水分を摂ってもらう点では、ウェットフードの方が強いですね。
では続いて、ウェットフードの特徴に進みましょう
ウェットフードのメリット・デメリット
猫ちゃんは狩りをしたら獲物をまるごと食べていました。獲物を食べることにより、肉だけではなく同時に水分補給もしていたのです。
ウェットフードをまとめると
一番の強みは水分量約80%!
嗜好性が高い(香りもよく、美味しい)
低カロリーなのに満腹・満足感が得られる
開封後は傷みやすい
コストがかかる
歯石がつきやすい(諸説あります)
ウェットフード最大のメリットは、食べる+水分補給が同時にできる点です。体内の水分が不足すると病気のリスクが上がります。こまめに水を飲んでほしいのですが苦手な猫ちゃんが多いため、フードから水分を摂れるのはとても助かりますね。
ウェットフードは早めに食べてほしいのですが、気まぐれな猫ちゃんは残してしまうことも。ウェットフードはお皿に出すと4時間ほどで破棄した方が良いとされているので、お出かけ前には片付けたいです。
デメリットはコストがかかること。
そんなわがままな私たちに持ってこい!なのが、ミックスフィーディングです。
良いとこ取りのミックスフィーディング
先ほどご説明しましたドライフードとウェットフードのメリットをぎゅっと詰め込んだのがミックスフィーディングです。
ドライフードの良い点、低コストで置き餌ができる。
ウェットフードの良い点、水分補給ができ満足感を得られる。
水分を80%も含むウェットフードは満足感を得られます。ダイエット中や水分補給が苦手な猫ちゃんにはぜひ食べてほしいですね。では、ミックスフィーディングの方法を見てみましょう!
ミックスフィーディングの方法
一日に与えるカロリーにあわせて、量を計算します。
4㎏の猫ちゃんがピュリナワンの避妊・去勢した猫の体重ケアのフードで試した場合
◎一日の給与カロリーは221カロリーで計算
◎ウェットフードのカロリーは1袋(56㎉)
◎ドライフードは1g(3.4㎉)
221-56=165㎉(一日の必要量からウェット1袋分を引き算)
165÷3.4=51(残りをドライのカロリーで割る)
ドライフードは約50g(一日に与えるドライの量)
このことから1日に与える量はこちらです!
- ウェットフード1袋
- ドライフード約50g
参考:ネスレピュリナワン
前日にグラム数を量って、密封できるケースに保管していると便利ですね!ここでポイントがあるので、順番に確認していきましょう
ポイント
ミックスフィーディングには2点注意ポイントがあります。
- フードは総合栄養食を与えること
- 同じブランドの目的や年齢を合わせること
総合栄養食とは水と総合栄養食のみで生きていける、バランスの摂れたフードのことです。
単体でバランスが摂れているものと、違う目的のものを掛け合わせてしまえばバランスが崩れます。
避妊・去勢した猫の体重ケア(ドライ)+避妊・去勢した猫の体重ケア(ウェット)。そして年齢に合ったフードを与えるようにしてくださいね
補足
一般食はおやつです。
ウェットフードに多いのでパッケージを確認してくださいね。猫ちゃんが幸せそうに食べてくれるので、ご褒美や記念日など特別なタイミングで与えてあげたいですね
夏目の失敗と学び
夏目家では出勤前にドライフードを与え、帰宅後にウェットフードを与えていたのですが、休日に逆を試してみたところ失敗しました。
外出予定もなかったので朝からウェットフードを与えてみたのですが、その後小分けで与えるドライフードの量を失敗して夕方にはなくなってしまい、夜にはお腹がすいた!と大騒ぎでした。
このことから学んだことはこちら
- いつもの習慣で、夜にお腹いっぱい食べられる予定を崩してしまった
- 朝ウェットフードを与えると、午後ドライフードに切り替える前にお皿を洗うのが手間
やはり水分を多く含むウェットフードの方が腹持ちが良いようで、食べたあとはいつも満足そうに毛づくろいをしています。夜のお楽しみを朝にもってきただけなのですが、ひめちゃんは納得してくれませんでした
お皿を綺麗に舐めて、見た目は美しい状態でもウェットフードを食べた後のお皿は洗ってあげた方が良いです。今までは寝る前に全て洗っていたのですが、先にウェットフードを与えたことで回数が1回増えてしまいました。
さっと洗えるとは言え、毎日となると少し手間ですよね。
生活のリズムは人それぞれなので、夜に外出される方は朝にウェットフードを与えることになります。タイミングは上手に調整してみてくださいね。
コスパは良いのか?1か月計算例
健康な猫ちゃんで、ウェットフードのみを与えている飼い主さんは少ないかもしれませんが、コストがとてもかかります。
4㎏の成猫で例を出すとこちら
避妊・去勢した猫の体重ケア サーモン&ツナ2㎏(1,915円)
一日65g与えるとして
2,000g÷65g=30日分
1日分約64円
避妊・去勢した猫の体重ケア チキン70g(1袋140円)
1㎏あたり0.9袋を目安
一日4袋あげるとして
140円×4袋=1日約560円
参考:ネスレ公式サイトから定価を参考にしています。
これはざっくりとした計算ですが、すごい差ですね。1日ワンコインくらいなら大丈夫!と思っていても、消耗品(おやつやトイレの砂なども)病気をした通院代など様々含まれてくるといずれ家計を圧迫しそうですね。
ミックスフィーディングならウェットフード1袋とドライフードで1日分が完成します!
コストを抑えた上にウェットフードを上手に与えることで水分補給を助けます。
これならお手軽に取り入れられると思いませんか?
まとめ
愛猫のためなら出費は覚悟している!とは言え、猫ちゃんの生活費はフードだけではありません。ケアグッズやおやつ、すぐボロボロになるおもちゃは沢山買ってあげたい。
総合栄養食を与えること
ドライフードとウェットフードは同じ種類・目的の物を与えること
注意したいことはこの2点です。
手軽にはじめられるので、ぜひお試しください!